Description

 取材日:2019年3月24日
 伊勢道→東名阪道→東海環状道→東名阪道→名二環
 「佐波の高速道路紀行」管理人の佐波ふーみん様との撮影。午前中を伊勢神宮で過ごしてからの帰りであった。
 ご同行いただき本当にありがとうございました。

Report / Section.1
32-1亀山JCT

 左へ:[新名神] 京都 大阪
 直進:[東名阪道] 名古屋 伊勢湾岸道方面

 亀山JCT分岐。新名神亀山連絡路はこちらから。2019年以降、伊勢道方面から新名神名古屋方面への連絡も可能となった。

Next: 東名阪自動車道 区間1
伊勢関IC/関JCT → 亀山JCT

 亀山JCTを通過する。

 亀山JCTは新名神亀山連絡路とのジャンクションで、新名神亀山西-新四日市の開通前は新名神草津方面からの交通が全てここで合流/分流していた。

 新名神連絡路からの合流。かつては左側の合流路が新名神本線のようなものだったので、左から凄まじい交通量が合流し、この先四日市IC付近で渋滞を起こしていたのだが、それが新名神が開通するとこの通りである。

 「渋滞緩和のため 左車線キープを」

 これも新名神開通前の渋滞対策であった。この先、2車線と2車線があわさって3車線になるのだから、混むのはある意味当然だ。

 [ 32 ]鈴鹿4km
 [ 32 ]四日市14km
 名古屋56km

 距離標識。名古屋都心までは渋滞しなければ1時間以内に着けそうだ。

 ここで鈴鹿市に入る。カントリーサインには市のキャラクター「ベルディ」が描かれている。

 亀山JCTから続いた長い合流路が少し姿を変える。点線になったので自由に跨いでOKということだろうか?

 「300m先 合流してください」

 鈴鹿ICを手前に2kmほど続いた合流車線が終わりとなる。

 亀山JCTでの新名神接続に備えた渋滞対策は1998年から事業が行われ、2003年頃から順次完成したという。合流車線の延長や本線拡幅など様々な形で対策が取られ、4車線路であった東名阪道のキャパシティを少しでも増強しようと努力したのである。

 [ 32 ] 鈴鹿 2km

 鈴鹿ICまで2km。写真では見にくいがこの先下り坂→上り坂へ変化する「サグ」が存在する。新名神開通後で交通量の減った2019年現在でも少し車の密度が高くなっていた。

 伊勢湾岸道の夜間通行止めをアナウンスする幕。

 鈴鹿 [ 32 ] 出口1km

 鈴鹿ICまで1km。

 接続国道の表記がないが、並走するR306に近く接続も良い。鈴鹿市街へはR306ではなく県道・市道からなる幹線道路を通ってアクセスすることとなるが、市役所周辺までは10km以上の道のりがある。

 鈴鹿 [ 32 ] 出口500m

 鈴鹿ICまで500m、標識は更新されず古いままだった。

 鈴鹿 [ 32 ] 出口

 鈴鹿ICの案内標識。内照式の標識が本線の上に架設されているという昔ながらのスタイル。

 前述の通り鈴鹿市街から離れた場所にある鈴鹿ICだが、そもそも東名阪道が結構山沿いにある。ちなみに、更に山側を走る新名神とは直線距離で4kmほど離れて並走している。

32鈴鹿IC

 鈴鹿IC出口。鈴鹿市へはこちらから。

 周囲は農地が多いIC周辺だが、鈴鹿ICへのアクセス道路周辺にはロードサイド店舗が並ぶ。このICはあまり遠方アクセスに強い立地ではなさそうなので鈴鹿市と新名神・名阪国道との行き来に利用する感じ?

 鈴鹿ICを通過する。東名名古屋ICまで70kmのスペシャルキロポストが設置されている。

 所要時間表示。渋滞多発地帯でこの表示があるのは非常に助かる…が、新名神が開通した今、表示は非常に平和なものだった。

 ハイウェイラジオ聴取区間。渋滞多発地帯で情報提供があるのは非常に助かる。

 [ 31 ]四日市8km
 [ 30 ]四日市東15km
 名古屋51km

 距離標識。名古屋都心までは約50km。防音壁で最下段が見切れてしまった。

 500m先事故多発区間

 背景の柄がインパクト強いのはいいが文字が読み取れない…。

 「ここから 車線幅狭し 走行注意」

 この先、本線が3車線に拡張される。

 画面奥をよく見ると跨道橋をくぐった直後が下り勾配から上り勾配への変化点、「サグ」になっていることがわかる。開通が70年代で古い作りということも影響してかこの道路は渋滞スポットがそもそも多い印象を受けた。

 「渋滞時追突注意」

 サグ渋滞解消のための3車線区間に入る。見ての通り路肩はほぼ存在しないので注意したい。

 ここで四日市市に入る。カントリーサインのデザインは「船」。四日市って港湾都市のイメージがあまり無かったのだけど、地図で見てみると石油化学系のプラントが港湾部にあったりコンテナターミナルがあったりと確かに港湾都市だ。

 四日市ICに向けストレートがメインの道路が続く。

 3車線あるとかなり広々しますよね。新名神が開通し、交通が分散したおかげでかなり渋滞は減少したとか。

 下り坂 速度注意

 下り勾配が続いている。先述の通り古い作りの道路なので仕方ないところである。

 [ 31 ]四日市 2km

 四日市ICまで2kmの予告標識。この標識も内照式のものがまだ健在だ。

 「東海環状道 大安IC⇔東員IC 3月17日開通」

 東海環状道の延伸を知らせる横断幕。撮影当時は東名阪道を四日市JCTまで走った後、この新規開通区間もきちんと往復走行した。

 「新名神開通 3月17日」

 新名神新四日市JCT⇔亀山西JCTの開通を知らせる横断幕。この区間は東名阪道の撮影前日に下り線を撮影していた。

 (477) 四日市 湯の山 [ 31 ] 出口1km

 四日市ICまで1kmの予告標識。接続国道の表記にある通り、R477に直結している。

 「湯の山」はR477を四日市市街と反対方向に走った先にある地域で、湯の山温泉や御在所ロープウェイなどが存在する観光地である。湯の山方面に向かう道中、新名神菰野(こもの)ICに接続しており、菰野まではバイパス道路も通っている。

 (477) 四日市 湯の山 [ 31 ] 出口500m

 3車線に拡幅された状態が続いている。

 四日市市街へはR477を経由する。三滝川を挟むようにR477の新道と現道が並走するが、バイパスに入るのは若干遠回りでそれも中心部に至る途中で終わってしまう。湾岸部のアクセスとなるとどうしても市内中心部を通る必要があり東名阪道からはかなり離れてしまうのも厄介なポイントである。

 「試験中」の幕をかぶった設備。これは何だろう?

 (477) 四日市 湯の山 [ 31 ] 出口500m

 

 四日市ICの案内標識。ここも安定の公団ゴシック。

 四日市市中心部・沿岸部へのアクセスはR23名四国道もメインルートの1つとなる。東名阪道からであればこの先の四日市東ICか、東京/名古屋方面からであれば伊勢湾岸道みえ川越ICからの連絡が有利である。

31四日市IC

 三重県の最大人口都市、四日市市はこちらから。

Next: 東名阪自動車道 区間3
四日市IC → 四日市JCT