Description

 撮影日:
 2022年5月2日
 かっしー氏との恒例(?)ドライブの帰路。北陸道は金沢森本IC→長岡JCTを走行。
 途中で想定外の雨に降られ、画質諸々イマイチです。

Report / Section.10

17-1 金沢森本

 七尾・輪島方面にはここで北陸道を下りて、一般道バイパス経由でのと里山海道を目指すパターンが多い。

Prev: 北陸自動車道 区間9
美川 → 金沢森本

 不動寺PA 1km

 石川県内最後の休憩施設、不動寺PAはすぐそこ。

 [ 18 ]小矢部15km
 [ 19 ]小矢部砺波JCT19km
 富山51km

 距離標識。次の出口は15km先の小矢部ICである。途中で石川-富山の県境を挟んでおり、区間距離はこれまでよりもだいぶ長い。

 不動寺PA分岐は間もなく。

不動寺PA

 石川県内最後の休憩施設、不動寺PAはこちらから。

 不動寺PAはフードコート+ショッピングコーナー型の有人PAである。R304から近く、一般道側にも駐車場があり施設に出入りできる。

 パーキングエリアの脇を通過する。

 

 県境までは山に囲まれたアップダウンが続くが、勾配もカーブも緩やかである。

 覆道の向こうにトンネルが見える。何故か下り線側だけ覆道になってるんですよね。

 清水谷第1トンネル 長さ360m

 坑口のデザインの関係で縦に長い形をしているように見えるが、断面は通常の半円型である。

 清水谷第2トンネル 長さ130m

 山間区間らしいアップダウンとカーブが続く。

 県境も近づいてきたところで登坂車線が追加されるようだ。

 ここで短い登坂車線。あんまり使われていないんですよね。

 高窪トンネル 長さ390m

 高窪トンネルを抜けると、富山県に入る。

 県境は高窪トンネル内にあるが、トンネル内に県境がわかるような標示はなさそうだ。

 富山県に入り急な下り坂が続く。スピードの出しすぎに気をつけよう。

 路側にある「速度注意」以上に道路脇のコーンが気になる。

 間を置いて小矢部市と書かれた標識が置かれている。

 北陸道が富山県に入った高窪トンネル付近では小矢部市内なのだが、先程の急カーブの間に一旦南砺市に入っている。そのまま2km弱南砺市内を走ったあと、この地点で再び小矢部市内に戻ってきている。

 広域情報。連休中ですが今のところ平和なようです。

 左前方に平野を望む下り坂。北陸道は砺波平野の中央部をやや北東向きに突っ切っている。

 [ 18 ] 小矢部 2km

 (8) 小矢部 [ 18 ] 出口1km

 小矢部ICまで1km。小矢部川SAはこの先3kmの位置にある。

 小矢部ICは小矢部市南部で県道に直接接続する。接続県道のr42小矢部福光線は市内を南北に通り抜ける道であり、ICから北へ向かうとすぐにR359とクロスした後、小矢部市街へ抜け、市街地を東向きに通り過ぎたあとバイパス道路であるR8に接続する。中心部(石動駅付近)までは約7kmの道のりだ。

 (8) 小矢部 [ 18 ] 出口500m

 一方、小矢部ICから南に県道を走るとR304に接続し、そのまま南砺市福光へ至る。東海北陸道の福光ICは市街地よりも南側にあるので、石川県方面から福光市街を目指すには小矢部IC経由というのも有効な選択肢となる。

 (8) 小矢部 [ 18 ] 出口

 小矢部IC出口は間もなく。SAはこの先2kmとのこと。

 小矢部砺波JCTで能越道/東海北陸道と接続する関係上、小矢部ICからの広域利用というのはあんまり考えられなさそうだ。R8と北陸道が離れている都合上、どうも地味な場所に思われる。

18 小矢部

 小矢部IC出口。小矢部市街はこちらから。

 小矢部ICを通過する。

 小矢部川SA 1.5km

 富山県1つ目のSA、小矢部川SAまで1.5km。

 岐阜方面 次の給油所98km

 東海北陸自動車道岐阜方面に入ると、次の給油所はひるがの高原SAまで南下する必要がある。

 小矢部川SA 1km

 小矢部川SA

 サービスエリアは間もなく。

 いつも通り、サービスエリアは入る主義なので休憩がてら寄ってみる。

小矢部川SA

 平屋建ての商業施設にローソンの看板が目立つサービスエリア。下り線エリアのほうが最近リニューアルされたようで、内装もモダンな感じである。

 下りエリアは大型24小型103とSAとしては大きくはない。大型車の台数は隣の不動寺PAのほうが多いぐらいである。

 エリア建物の屋根上にあるサービスエリア名がひときわ大きい。

 このエリアにも敷地の端っこに句碑らしき石碑が立っている。しかも結構大きい。

 句碑に刻まれているのは芭蕉の句、「義仲の寝覚めの山か月悲し」。義仲とは木曾義仲のこと。松尾芭蕉は自らの墓を木曽義仲の墓の隣に建てるよう言い遺すほど義仲に思い入れの強かった人物である。この句自体は越前で詠まれたはずだが、SAの解説には義仲軍が倶利伽羅峠で奇襲を仕掛けた「火牛の計」の舞台が直ぐ側であることを書いてごまかして補足している。

 休憩もほどほどに、雨の気配を感じてきたので富山方面へ急ぐ。

 飛騨高山・氷見 左へ

 この先小矢部砺波JCTでは東海北陸道と能越道の2方向が分岐する。北陸では珍しい4方向ジャンクションが待ち受ける。

 [ 19 ]小矢部砺波JCT2.5km
 [E41能越道] 高岡26km
 [E8 北陸道] 富山39km
 [E41東海能越道] 岐阜184km

 距離標識。小矢部砺波JCTでは北陸道も含めて3方向の選択肢があるので、距離標識のラインアップも賑やか。

 標識を見るにジャンクションから富山市街は36kmある。富山県に対してあまり広大な印象を持っていないが、とはいえ県内の都市間はそれなりに距離があり、北陸道の道のりで富山を横断するにも約100km走る必要がある。

 能越道 左へ 別途料金

 「別料金」ではなく「別途料金」という表現になっている。

 小矢部川 橋長170m

 [19]小矢部砺波JCT 1.7km

 図形案内。東海北陸自動車道岐阜方面へのランプは北陸道本線の左脇を270度カーブしたあと、北陸道上りからのランプと合流して東海北陸自動車道上りへ入る。

 小矢部砺波JCTの形状は対向ループ型と呼ばれるもので、外環道・首都高・東北道川口JCTが同様の形をしている。

 能越道の情報表示。能越道は小矢部砺波JCT~高岡ICを富山県道路公社が、高岡IC~七尾ICを国土交通省が管理している。

 [19]小矢部砺波JCT 1km
 左へ:[E41能越道]高岡 
    [E41東海北陸道] 岐阜
 本線:[E8 北陸道]砺波 富山

 名古屋方面は東海北陸自動車道を経由するのが最短経路となる。

 今度はNEXCOバージョンの情報表示。東海北陸自動車道と北陸自動車道の2路線分が表示される。

 [19]小矢部砺波JCT 500m
 左へ:[E41能越道]高岡 
    [E41東海北陸道] 岐阜
 本線:[E8 北陸道]砺波 富山

 そういえば能越道のナンバリングもE41で、東海北陸道から引き続き小矢部砺波JCT~七尾、一般道を挟んで田鶴浜~徳田大津~穴水~のと三井(→輪島)までがE41の付与対象である。並走する国道41号が名古屋市から富山市までしか走らないことを考えるとずいぶんと広い範囲を結ぶようになったものである。

 [19]小矢部砺波JCT
 左へ:[E41能越道]高岡 
    [E41東海北陸道] 岐阜
 本線:[E8 北陸道]砺波 富山

 氷見へは能越道方面を走る。

19 小矢部砺波JCT

 大きな内照式標識が嬉しいジャンクション分岐。七尾経由で能登方面へ向かう場合や、東海北陸道で飛騨経由岐阜・名古屋方面へ向かう場合はこちらから。

 一般道を挟んで準最短経路で東京方面へ向かう場合もここで一旦岐阜方面へ入る。飛騨清見~R158~松本~長野道・中央道という経路である。

Next: 北陸自動車道 区間11
小矢部砺波JCT → 小杉