撮影日:
2020年5月1日
撮影日:
2020年5月1日
合流後は車線数が減少する。
なお、撮影の翌年、2021年3月に山元-亘理の4車線化が完了している。
[25-1] | 鳥の海PA | 5km |
[ 1 ] | 山元南 | 10km |
[ 2 ] | 山元 | 12km |
石巻 | 78km |
距離標識。常磐道は亘理ICが終点となり、その先は仙台東部道路に引き継がれる。
常磐道最後の通過自治体、亘理町に入る。
今更だが亘理町は「わたり」と読む。人口3万人あまりの町で、町の北縁を阿武隈川が流れる。東北地方としては温暖な町で、いちごが名産だという。
山元IC以北は、低地に作られた盛土区間が続く。
津波警報時 避難者注意
盛土区間では時折こんな標識が見られる。常磐道は周囲の土地より7-10mほど高い盛土区間となっているのだが、東日本大震災では常磐道の法面を登って浸水地域から避難し助かった方がいた。この経験から、常磐道・仙台東部道路のいくつかの箇所では階段を法面に設置し、災害時の避難経路としている。
鳥の海PA 3km
鳥の海PA 2km
鳥の海PA 1km
津波警報時避難者注意
ちなみに、高速道路で大地震に遭遇した時は、車を緩やかに減速させて路肩に止め、停車した状態で待機し、情報収集に勤めることが奨められる(ただし、停車箇所が安全でない、避難指示が出た場合等はこの限りではない)。
鳥の海PA 500m
鳥の海PA
鳥の海PAはスマートIC併設のパーキングエリア。PA名の由来は、近隣にある汽水湖の鳥の海に由来する。
鳥の海PA/SICはこちらから。汽水湖の鳥の海や、すぐ近くの阿武隈川河口はこちらが最寄り。実は、亘理町中心部に最も近い出口でもあり、市街地までは町道経由で4km程度である。
鳥の海PAは上下線集約型の無人PAである。このレイアウトからか、SICにの出口と入口平面交差があってUターンしようと思えば可能な作りになっていたり、上り線PAのランプが平面Y字で逆走可能な構造になっていたりやや脆弱性のある作りをしている。
仙台平野を抜ける見通しの良い区間。地図で見ると、山地と海岸のちょうど中間を常磐道が通り抜けている。
[ 1 ] 亘理 2km
撮影当時、亘理ICは常磐道側の番号が26であったが、本線上の標識は仙台東部道路の1で案内されていた。
その後のIC番号変更で、亘理ICの番号は28に統一され、仙台東部道路も常磐道の続きとして採番されている。
撮影当時は対面通行だったが、交通量は少なくあまり困らなかった。
(6) 亘理 [ 1 ] 出口1km
亘理ICは県道を介してR6に接続する。近隣自治体の岩沼市や柴田町へ向かうには阿武隈川を渡る必要があるため、広域利用は次の岩沼ICのほうが何かと有利である。
(6) 亘理 [ 1 ] 出口500m
西川→月山の冬タイヤ規制が表示されていた。山形県内の豪雪地帯ですからね。
情報表示のすぐ後ろに300KPが置かれているが、撮影当時は普通のキロポストであった(おそらく、写真でもかなりわかりにくい)。こちらは4車線化後に、「三郷から300km」という東日本では一般的なスタイルのスペシャルキロポストに入れ替わっている。
(6) 亘理 [ 1 ] 出口
常磐道終点のIC、亘理ICはまもなく。
亘理町中心部は鳥の海PAが最寄りだが、北部の逢隈エリアはこちらが近い。なお、亘理ICから海側に向かおうとしても阿武隈川の橋があるのは鳥の海の近くであるので、R6で川を渡る/もしくは県道で阿武隈川南岸を西に走らない限り、近隣利用に絞られる。
亘理IC出口。常磐道最後の出口で、ここを通り過ぎると仙台東部道路に入ることになる。