取材日:2017年7月23日
札樽道小樽IC→道央道札幌JCT.→道東道千歳恵庭JCT.→十勝清水IC
今回の撮影は夏の道央。道央は晴れ、道東は雨といったちょっと不安定な夏空のもと、メジャーどころの道路中心の撮影ドライブ。
取材日:2017年7月23日
札樽道小樽IC→道央道札幌JCT.→道東道千歳恵庭JCT.→十勝清水IC
今回の撮影は夏の道央。道央は晴れ、道東は雨といったちょっと不安定な夏空のもと、メジャーどころの道路中心の撮影ドライブ。
ここで銭函以西からの料金を精算する。開通以来、通行券あり=その発行IC入場、通行券無し=小樽IC入場という判断で料金が決定されていたが、小樽本線料金所の設置に伴い下り線はすべてのパターンにおいて通行券が発行されるようになった。
本線料金所を通過し、ここから道央道札幌南ICまで均一料金区間に入る。
札幌西ICはハーフICで苫小牧方面への入口は無いが、気付けば交通量も増えたような感覚を覚える。
ここで道路は左にカーブし北寄りの東向きとなる。右側に小さな塔が見えているが、これは白い恋人パークの建物で、レストランだけでなく石屋製菓の工場やミュージアム、体験施設を併設した観光施設でもある。
白い恋人パークの脇を通り過ぎると札樽道は高架区間に入り、その脇にはR5札幌新道が並走するようになる。ここから札幌南ICまで約20km、都市高速のような道路風景が続く。
これが高架区間から見る札幌の街並みである。
首都圏よりも周囲の高層ビルが少なく、その景色は開放的だが走ってみると単調である。
この辺りで通過しているのは札幌市西区の発寒地区で、周囲は閑静な住宅街が広がっている。
この付近でJR函館本線とクロスする。前回の交点は小樽IC手前の道道で、並走しているとはいえども互いの姿を見ることはほぼ無かったのである。
発寒地区は1条2丁目から17条14丁目(途中欠番あり)が存在し、人口は5万人強で西区の人口の4分の1を占める大住宅地。札樽道をもってしても通過するのにそこそこ時間がかかる。
アーチの目立つこの部分は琴似発寒川を渡る橋梁で、この対岸で町名は八軒西となる。JR学園都市線からも函館本線からも離れており、周囲は自動車流通系の事業所が多く立地する。
琴似発寒川は手稲山南側を源流とする二級河川で、西区平和、福井、西野、発寒、琴似、八軒を流れ札樽道とクロスした下流で琴似川と合流し新川と名を変える。
琴似発寒川を渡って少しすると上り坂。ここで一般道ともども橋梁になっており、琴似川(下流は新川)を渡って札幌市北区へ入る。
金山PAを過ぎると道路風景は一変し、左側に住宅地を見下ろしながら札幌市内を東進する格好となる。
札樽道のキロポストは札幌を起点に小樽に向かって振られており、その頭には「W」が付けられている。
なお他の路線を見ると、道央道札幌以北には「N」、札幌以南には「S」、道東道には「E」が付されており札幌を中心とした体系とされていることに注目したい。
ここでハーフICの新川ICを通過する。琴似川-新川に沿って手稲区前田-中央区桑園を結ぶ放射道路、新川通と札幌郊外を環状に結ぶR5札幌新道との交点にあり、手稲、石狩方面からのアクセスで優位となる。
[ 4 ] 札幌北 1.5km
札幌北ICの予告標識が現れる。2kmでないところが都市内区間っぽくていい。
道路は右にカーブしやや南向きに進路を取る。左側に見えるガラス張りの塔は斎場の一部らしい。
(5) (274) 札幌北 札幌駅
[ 4 ] 出口1km
札幌北ICの1km手前標識。札幌市中心部への最寄りICであることを示すためか、札幌駅という方面表示付き。
高速道路で中心駅が方面として現れる状況は市街地内を走り、かつ市街地内に複数インターチェンジがあるような場合に限られる。札幌は都市高速の通らない自治体としては日本で最大の人口を持つ市であるゆえこういう表示も拝めるのだ。
次にJR学園都市線が札樽道の上をオーバーパスする。
学園都市線/札沼線のうちJR桑園駅-北海道医療大学駅は長らく非電化区間であったが、2012年に電化開業し現在は殆どの列車が電車で運行されている。
大きなアンテナを持つ建物が前方に見える。どうやらNTTの関連施設らしい。
(5) (274) 札幌北 札幌駅
[ 4 ] 出口500m
札幌市中心部への最寄りIC、札幌北ICは間もなく。
札幌北ICは2つのハーフICから構成されており、管理上は第一と第二で別のICである。IC番号も[3]と[4]で分かれており、下り線においては[4]が出口として案内される。なお料金計算サイトなど利用者への案内の多くは同一ICとして扱われており、キロポスト計算も第一と第二の中間地点であるW7.6として案内されている。
情報表示は札幌西のときと同じく、千歳航空祭について。
(5) (274) 札幌北 札幌駅
[ 4 ] 出口
ここで札幌北IC出口。札幌中心部へはこちらから。
IC出口から少し東へ進むとR5/R274札幌新道とR231創成川通がクロスする大きな交差点となり、新琴似以北の学園都市線沿線、またR231経由で石狩・浜益方面へアクセス可能である。南へ下がればJR札幌駅、テレビ塔、豊水すすきの方面へアクセスできるが、そこより南へは別の道路への迂回が必要となる。なおICの住所表示は北34条にあたる。
札幌北ICはこちら。
なお、出口の先は交通集中による渋滞が多く、札幌北ICでは本線上まで出口渋滞していることも多い。ちなみに札樽間を結ぶ高速バスも北大経由のものはこのICを利用する点に注意しておこう。
札幌北ICを通過する。
この辺りが札幌北第一と第二の中間地点(距離計算上の札幌北ICの位置)となる。前方に見える照明灯の真下付近がR231/R5交点となっている。
創成川通より東側に入ると周辺に高い建物は見えなくなる。広々とした空の奥には、分厚い雲。
W7キロポスト。札樽道の旅も30km以上走っていた。
札幌北IC入口。R274札幌新道/R231・R5創成川通からの交通がここで合流するが、札幌中心部から旭川方面に向かう場合、札幌ICを利用するほうが料金面で有利なため苫小牧方面への車が多数となる。
区間2はここまで。