取材日:2017年7月23日
札樽道小樽IC→道央道札幌JCT.→道東道千歳恵庭JCT.→十勝清水IC
今回の撮影は夏の道央。道央は晴れ、道東は雨といったちょっと不安定な夏空のもと、メジャーどころの道路中心の撮影ドライブ。
取材日:2017年7月23日
札樽道小樽IC→道央道札幌JCT.→道東道千歳恵庭JCT.→十勝清水IC
今回の撮影は夏の道央。道央は晴れ、道東は雨といったちょっと不安定な夏空のもと、メジャーどころの道路中心の撮影ドライブ。
金山PA 2km
[ 8 ] | 銭函 | 8km |
[ 6 ] | 札幌西 | 14km |
苫小牧 | 84km | |
旭川 | 155km |
距離標識。[ 7 ] 手稲は2018年時点ではハーフICのためここでは記載なし。
市街地から少し離れた山林の中をくねくねと進む。雲がとれてきた。
金山PA 1km
札樽道唯一の休憩施設、金山PAはまもなく。
金山PA手前で星置川を渡り、札幌市に入る。
カントリーサインのデザインは札幌市時計台。北大の前身にあたる札幌農学校の演武場として1878年建設。重要文化財に指定されており札幌市を象徴する建物の1つであるが北1西2という中心部ど真ん中にある故、高層ビルの間に小さく佇む歴史的建造物という残り方をしており観光客の抱くイメージに対しギャップの生じやすい名所である。
金山PA 500m
PA名の金山は周辺の町名からつけられているが、実際の所在地は手稲区稲穂だったりする。
金山PA
せっかくなので立ち寄ってみる。
駐車場規模は大型6、小型38の北海道内では標準的な規模で、上り線(小樽方向)のほうが大きい。
商業施設は売店とスナックコーナーがあるが、一般的なNEXCO東のパーキングエリアと言った感じで、新ブランドの「YASMOCCA」は展開されていない。また野幌PAのようにコンビニが入っているわけでもない。
駐車場を出て本線へ戻る。
敷地は広く、札幌方向側にドッグランらしきスペースが存在するのが航空写真からわかる。また、下り線施設のみウェルカムゲートが設置されており、一般道からのアクセスも公式に可能とされている。
金山PAを過ぎると道路風景は一変し、左側に住宅地を見下ろしながら札幌市内を東進する格好となる。
W20KPを通過する。
札樽道のキロポストは札幌を起点に小樽に向かって振られており、その頭には「W」が付けられている。
なお他の路線を見ると、道央道札幌以北には「N」、札幌以南には「S」、道東道には「E」が付されており札幌を中心とした体系とされていることに注目したい。
札幌市内に入ると天候も回復し快晴に。
この辺りでは札樽道を境に海側は住宅地、山側は山林となっているが、たまに右側(山側)に住宅や学校がある場所も見受けられる。
特にヤクモノもないまま市内を走り続ける。
ここで入口合流が突如として現れる。
ここでハーフインターチェンジである手稲ICからの合流。
2018年11月現在、手稲ICは札幌方面への行き来のみのハーフICだが、2018年度中の供用を目指して小樽方面への入口ランプを増設中である。将来的にはフルIC化への構想があり、小樽方面からの出口増設も割と現実的なのではないかと思う。
動物注意。札幌市内だろうと鹿は飛び出してくる。
[ 6 ] 札幌西 2km
手稲IC-札幌西IC間は3.5kmという短さであるが、ここから札幌JCTまでIC間距離が5km未満という都市高速のような状態となる。
札幌市内に入ってからほぼ平坦な道路であるが、ところどころアップダウンもある。
(5) 札幌西 発寒 [ 6 ] 出口1km
札幌西ICの予告標識。方面には「発寒」の文字。
札幌西ICから有利なエリアはおおよそ札幌市西区(宮の沢・西野・琴似・発寒など)と重なるが、中央区円山や南区藻岩山などR230より西側へのアクセスは札幌北ICよりこちらが便利となる。r82のトンネル開通により西野-藻岩の迂回路も利便性を増しており札幌西ICの重要性は高い。
料金所 1km
この先札幌北から先に向かう場合も本線料金所を潜る必要がある。
(5) 札幌西 発寒 [ 6 ] 出口1km
苫小牧 77km
旭川 146km
1km手前標識が距離標識とセットになって登場する。苫小牧までは約50分、旭川へは約90分といったところ。
「本日 千歳航空祭 空港周辺混雑注意」。
一般道に関する情報も提供してくれるとは。千歳航空祭は航空自衛隊基地で行われる一般開放イベントで、ブルーインパルスによる実演飛行があるなど人気のイベントだ。
札樽道は手稲山エリアの山を離れ、ここから平野部へ向けてカーブする。両脇には宮の沢地区の住宅地、左遠くには恐らく琴似エリアの高層マンションが見える。
本線料金所まで500m。
(5) 札幌西 発寒 [ 6 ] 出口
カーブの途中だがここで出口分岐。苫小牧・旭川、千歳は本線を直進。
札幌市西区方面はこちらから。R5に直結し、札幌市中心部へはr124を経由して琴似・北1条通へ入る。観光施設では、「白い恋人パーク」がこのICから至近である。
なお、小樽方面を行き来する高速バスのうち、宮の沢・琴似経由の路線(全体では過半数)がここを出入りする。
ここから道央道札幌南ICにかけて料金均一区間に入ることから、札幌西までの料金を一旦精算することとなる。
対向車線は一般道からの入口含めてフリーで、手稲以西の出口or本線料金所で精算する。札幌西ICもフルIC化構想は存在するが、実現に向けた動きは2018年現在のところ特に無い。