Description

 取材日:2017年7月23日
 札樽道小樽IC→道央道札幌JCT.→道東道千歳恵庭JCT.→十勝清水IC

 今回の撮影は夏の道央。道央は晴れ、道東は雨といったちょっと不安定な夏空のもと、メジャーどころの道路中心の撮影ドライブ。

Report / Section.1
4 札幌北IC

 札幌市中心部・丘珠空港・あいの里/篠路方面はこちらから。

 2つの「札幌北IC」の間を行く。都市高速っぽい雰囲気は相変わらず。

 この辺では札樽道の真下がR5/R274札幌新道とR5/R231創成川通の交差点となっている。

 この先の札幌新道を担うR274は夕張、日勝峠を経て十勝管内へ入り、十勝平野の北部を横断して本別から釧路管内へ峠を越え、上茶路-阿寒の未開通区間を挟んで標茶まで至る。未開通区間を含んだ延長は394.6kmで北海道最長の一般国道である。

 

 W7キロポスト。区間1で紹介する区間は残り7kmと短いが、道央道との結節点札幌JCT.へ接続する区間であり距離の割に色々賑やかだったりする。

 2015年度道路交通センサスによると札幌北第一-第二間の24時間交通量は約3.4万台で、これが札幌北第一を通過すると4.7万台に増加する。この先での札幌北第一ICでは出入口ともに6000〜7000台程度の利用があり、交通量が大きく変化するポイントとなっている。

 札幌北第一ICの入口合流。先述の通り利用車両の多いICであるため合流に気をつけよう。

3 札幌北IC

 こちらが札幌北(第一)ICとなる。撮影当時は合流車両はいなかった。

 札幌中心部の最寄りICとなるが旭川方面へ向かう場合は札幌JCT直下にある札幌ICを利用するほうが料金面も距離面も有利となるため、利用は多少分散している。

 札幌北ICを過ぎると何となく賑やかになってくる。

[ 1 ]雁来3.5km
[道央道]苫小牧67km
[道央道]旭川138km

 久々の距離標識。次の雁来(かりき)ICが札樽道最終出口となり、それ以降は旭川、苫小牧どちらに向かうにしろ道央自動車道となる。

 緩やかなカーブ。周囲には本線より高くそびえるマンションがちらほら。

 速度規制標識。札樽道においては全線で80km/h規制となっている。ここまで来ると交通量も多くあまり飛ばせる環境ではないが速度超過に注意を。

 [ 1 ] 雁来 2km

 札樽道最終出口、雁来ICの予告標識。東区東苗穂に位置するICでR275に接続する一方、豊平川の対岸、白石区エリアへも便利な位置にある。

 そんな予告標識の直後に合流注意の標識。ハーフICの伏古ICである。

2 伏古IC

 R274/r112に接続するハーフIC。上り線出口には丘珠空港の方面表示があるがこちらは入口なのでそんなものは確認できない。

 道路交通センサスを見るに伏古ICを境に交通量は更に増え、5.6万台/24時間となっていた。東名高速静岡-焼津に匹敵する交通量で、東北道栃木以北のすべての区間より大きな数字である。

 (274)(275) 雁来 苗穂
 [ 1 ] 出口1km

 雁来IC予告標識。

 (274)(275) 雁来 苗穂
 [ 1 ] 出口500m

 「札幌ICでは出られません」の案内付き。次の出入口は大谷地IC(旭川方面は江別西IC)となる。

 情報表示板。道路名ではなく「旭川方面」「苫小牧方面」の方面名で2つ同時に案内されるスタイル。

 なお最近の道内高速道路では、デフォルトの表示が「鹿注意」とされていることが多い。

 (274)(275) 雁来 苗穂
 [ 1 ] 出口

 札樽道最終出口、雁来ICの分岐。

1 雁来IC

 R274/R275に接続するハーフIC。苗穂・札幌市東区方面はこちらから。

 札樽道より北、モエレ沼公園はこちらが最寄りとなる。また、札幌新道沿いに進んで豊平川の対岸となる北郷エリア、厚別通沿線(JRより北側の厚別地域)もこちらが便利だ。

 札幌JCT. 1.4km
 左へ:[道央道] 旭川
 本線:[道央道] 苫小牧

 札幌JCTの予告標識。雁来-札幌JCTは1.9kmと区間距離が短く、この後も標識が立て続けに現れる。

 札幌JCT. 1km
 左へ:[道央道] 江別 旭川
 本線:[道央道] 大谷地 苫小牧

 1km手前予告標識。番号がないこと以外は普通のジャンクションの案内標識と何ら変わりない。苫小牧方面の案内には次のICである「大谷地」が書かれている。個人的には「千歳」あるいは新千歳空港の案内表記を付けてあげたほうがいいのではないかと思う。

 札幌JCT. 500m
 左へ:[道央道] 江別 旭川
 本線:[道央道] 大谷地 苫小牧

 1km手前と何ら変わりない標識。ヒラギノ体仕様への交換もまだだった。

 道内高速では標識交換によって標識が複雑になった例(道東道帯広JCTなど)があるが、札幌JCTはシンプルであってほしいとこれまた個人的に考える。

 左へ:[道央道] 江別 旭川
 本線:[道央道] 大谷地 苫小牧

 札幌JCT分岐部は内照式の標識となっている。札幌JCT設置は1990年で標識自体ボロボロというわけではないがこれも近いうちに更新されるのだろうか。

 札幌JCT分岐部。あんまり交通量がない前提なのか、ランプ分岐は普通のICと変わらない幅で取られており、その後のランプもICとと大して変わらない規格で作られている。

1-1 札幌JCT.

 道央道江別・旭川方面はこちらから。

 2017年時点では本線上に番号を確認できる標識は存在せず、また周囲のICに「1」が使用されており「0番」とするのが実態に即しているのだが、Wikipediaでは便宜上なのか出典があるのか不明なものの「1-1」と記されているため当ページもそれに準じている。なお、函館起点での番号切替後は「32」または「33」で、札幌ICと異なる整数番号になることが推測される。

札樽道終点 / 道央道境界

 札幌JCT上には札樽道(道央道)の0KPが設置されている。路線名表示のような標識は2017年当時設置されていなかったが、こで札樽道は終点となり、道央道に直結する形となる。

札樽自動車道 目次    ◇ 高速道路レポート一覧    ◇ 蒼の街道トップページ
最終更新:2018年12月6日