撮影日:
2022年4月30日 新東名海老名南JCT→新秦野IC、新東名掛川PA→豊田東JCT
撮影日:
2022年4月30日 新東名海老名南JCT→新秦野IC、新東名掛川PA→豊田東JCT
ハイウェイラジオ放送区間を示す路側表示。御殿場側の新規開通区間にもあったけどこっちが先だったのか・・・。
[ 3 ] 伊勢原大山 2km
伊勢原JCTから伊勢原大山ICはあっという間。
正面に大山を望む山アテ区間。間違いなくここが新東名神奈川区間のハイライト。
大山は丹沢山系の東側に位置する標高1,252mの山で、阿夫利山とも呼ばれる。山上に大山阿夫利神社が鎮座し、古くから山岳信仰の対象として親しまれた山である。途中標高678mの高さまでは大山ケーブルカーと呼ばれるケーブルカーで登ることができる。
(246) 伊勢原大山 [ 3 ] 出口1km
伊勢原大山ICまで1km。
名前の通り、大山に最も近いインターチェンジである。接続国道にR246の表記はあるが、R246に直接接続せず県道を介して接続する。
(246) 伊勢原大山 [ 3 ] 出口500m
伊勢原大山ICまで500m。
ちなみに、伊勢原大山ICは付近では北から新東名、東名、R246の順で並んでおり、R246へのアクセス性は良くない。もっとも東名の出口は厚木-秦野中井に1つもなく(それでも秦野中井は追加IC)、伊勢原は全スルーなので東名の出口も代替しているようである。小田原厚木道路の伊勢原ICはR246よりだいぶ南にあるし市街地目線でみれば痒いところに手が届かないようにも見える。
伊勢原大山ICの手前で道路は向きを変え、大山の山並みは右側に移っていく。
(246) 伊勢原大山 [ 3 ] 出口
支柱は本線を跨ぐ形をしており、標識はランプ上に架設されている。右側にはどんな標識が置かれるのだろう。
伊勢原大山ICを通過する。大山はこちらから。
伊勢原市へのアクセスを考えると小田急を境に南側は小田厚経由で、北側は伊勢原大山という使い分けができそう。また広域利用に目をやると、県道経由で伊勢原の北、清川村方面へのアクセスも悪くなさそうに見えるがルートがわかりにくいか。
伊勢原大山ICから先は2022年4月開通区間となる。舗装真っ黒、防音壁ピッカピカ。
ハイウェイラジオ聴取区間をしっかり教えてくれる。
伊勢原大山ICからの合流。盲腸線区間だしあまり利用者はいないかもしれない。
トンネル情報表示。特に何も表示されていないようだ。
[3-1] | 秦野丹沢 | 9km |
[ 4 ] | 新秦野 | 12km |
距離標識。次の出口は秦野丹沢SICとなる。最下段は未設置だけど「静岡」になるのか、「名古屋」になるのか・・・?
計画当初は「丹沢」のみであったが、そこに所在地名の「秦野」が付け足される形となった。自治体名を冠する名称は今風の名前だが、目に見えて増えてきたのは平成の大合併以降だろうか。
高取山トンネル 長さ3902m
ここでいきなりの長大トンネルに入る。トンネルのサイズは見ての通り2車線でバッチリ決まっている。拡幅するときどうするんだろ・・・。
3,902mという延長は新東名全線で見ると3番目の長さ。浜松SA-浜松いなさJCT間にある三岳山トンネルは第4位となった。
トンネル内は新品の明るいトンネルだが、幅員は見ての通り完成2車線(×2)。トンネル内の線形は緩やかで非常に走りやすい。
トンネルの中間地点には出口まで残り2kmであることを示すプロジェクションマッピングが施されている。ついに標識も投影される時代になった。
余談だが、「出口2km」と書かれると秦野丹沢SICまで2kmなのか?と一瞬困惑したりした。個人的な感想として、「トンネル出口」であることを強調してもらったほうがいいかも。
秦野丹沢 4km
高取山トンネルを抜けると、いかにもSAPAまでの距離標識っぽい標柱とそこに佇む「秦野丹沢」の案内がぽつんと現れる。
将来的には小山や山北といったエリアが追加され、更には右側のスペースに大型と小型の満空表示も追加で世知されると思われる。完成形は結構賑やかな標識になりそうだ。
少し間を置いて次のトンネルが近づいてくる。
羽根トンネル 長さ2906m
トンネルは左へカーブしている。
[3-1]秦野丹沢 1.8km
トンネル内に標識が置かれているが、しっかり光っており走行中も読み取れる。
1km先秦野丹沢 [3-1]ETC出口
秦野丹沢SICの予告標識。秦野丹沢はSAよりも先にSICが設置されるというパターンで整備されていく予定である。標識は将来的に設置しようとするものとは異なる仮設のものだろう。
500m先 秦野丹沢 [3-1]ETC出口
仮のものとはいえ、出口までの距離がわかりやすいのでこのスタイルの標識も悪くはないですけどね。
秦野丹沢SICは神奈川r705堀山下秦野停車場線に接続するスマートICで、近隣には神奈川県立秦野戸川公園や秦野市内の工業団地地域が立地する。
秦野丹沢 [3-1]ETC出口
秦野丹沢SICの出口標識。将来的にSA併設型となるためか、標識も通常のタイプ(独立型SIC)と異なる。
秦野丹沢SIC出口。将来的にはここに広大なSAが整備されるのだが、2022年時点でサービスエリアは未開業どころかまだ更地状態。SICは広大なエリア予定地を通り抜けて一般道に接続する。
2022年時点で、利用可能車両は長さ12m以下という車長制限がある。また、22年5月時点でGoogleMapには上り線のSICがきちんと描かれていないが、開通時点から両方向出入り可能になっている。
秦野丹沢SA予定地を走り抜ける。まずは左側に広大な予定地が広がっている。
秦野丹沢SAは上下線分離型のSAとして整備予定で、敷地面積は上下線ともに約6.6haとのこと。規模感としては、東名海老名SAをうわまあ割る大きさになりそうだ。
秦野丹沢SICからの合流路。将来的にはSAからの合流路としてそのまま使われるのだろう。
[ 4 ] 新秦野 2km
新秦野ICを手前にトンネルがあるようだ。
(246) 新秦野 松田 [4] 1.3km先
左側分岐を示す標識。トンネルを挟むため標識が従来と異なる形で設置されているのだろうか?
小原トンネル 長さ666m
トンネル名は「こばら」と読む。
終点 500m先 速度落せ
小原トンネルを抜けるとすぐに新秦野ICに差し掛かる。
速度落せ [ 4 ] 終点
毎度おなじみ終点標識。新秦野~新御殿場が開通すればいよいよ新東名から終点標識はいなくなる。
新秦野IC出口。
新秦野ICはR246に直結する。場所としては秦野市と松田町の間にあり、どちらのアクセスにも便利な位置にある。
新秦野ICは取り付け部分が長い。まずは上り線からの出口ランプ合流予定地。
開通済のランプを見るにおそらくはトランペット型のインターチェンジだが、用地の関係で斜めに歪んでいる。
上下線各1車線のランプが続く。奥に見える高架は一般道。
アップダウンのあるアプローチがまだ続く。左側には一般道。高速道路ランプの側道に2箇所もビュースポットがあるとは豪華なインターチェンジだ。
新秦野ICは東名大井松田ICからR246で順調にいけば10分程度で接続可能である。東名の事故渋滞時などにはこの一般道連絡を利用したルートも考えられるが、アプローチがこれだけ長いとIC内渋滞が発生することも無くはない話である。
長いアプローチを抜けるとようやく料金所。出口レーンは3レーンで、基本的にはあまり多くの利用を見込んでいないように見える。
R138須走道路と直結する新御殿場ICは4レーンであった。新秦野ICは2022年時点では自動車専用道路とは直結しないしこれぐらいが適当ということですね。
料金所をくぐって一般道へ。R246とは立体交差なので、伊勢原方面と松田方面をここで選択する。松田方面には東名への案内が記されており、大井松田ICまで5kmと丁寧に距離も教えてくれている。