旭川市中心部から郊外へ出る道道。沿線にはゴルフ場・競馬場、重複区間には電器屋などがあり、おじ様方の趣味の道道という位置づけの道道なのかもしれない。

データ
  • 起点:旭川市西神楽南13号(r579新開西神楽停車場線交点)
  • 終点:旭川市1条通9丁目(r20旭川停車場線、r98旭川多度志線交点)
  • 延長:9.5km 重複区間はカウントされていない。
  • 沿線施設:旭川競馬場 旭川市農業センター 神楽岡公園 上川神社 旭川市科学館 など。
  • 完走区間:全線(起点→終点)、07年09月30日
     旭川市南部の西神楽を起点とし、野山、水田、そして市街地を通り旭川市中心部へ。

  • 目次
    一般道道219号新開旭川線 第1部 [起点〜旭川市神居町雨紛(r90交点)]
     競馬場やゴルフ場が沿線にある。しばらく走った後、r90旭川環状線と交わる。

    一般道道219号新開旭川線 第2部 [旭川市神居町雨紛〜旭川市神楽4条12丁目(R237交点)]
     r90交点の後、重複。美瑛川を渡って、R237と重複。

    一般道道219号新開旭川線 第3部 [旭川市神楽4条12丁目〜旭川市1条通9丁目(終点)]
     新神楽橋を渡り、1条通の市街地を通って中心部へと。

    レポート(第1部)

     r219起点

     r219はr579の交差点から始まります。なぜR237までの指定にしなかったんでしょうね?
    〜「北の道標」交差点徹底?解説〜
     

     交差点名無し

     右折・記載無し
     直進・競馬場 雨紛 R12方面
     左折・西神楽 R237方面

     直進はr579新開西神楽停車場線。レポート済みなのでリンクを張っておこう。

     一般道道579号新開西神楽停車場線


     先ほどとは反対の方向から撮影した画像。

     ↑ 新開
     → 3.7km 競馬場、12km 国道12号
     早速r219のヘキサ登場。この先は山には入る気配。
     前方の崖は「ポロトコタン」と呼ばれる場所だったそうです。「ポロトコタン」というと白老町が有名ですが、アイヌ語地名なので各地に存在します。
     カーブです。このまま行く野山を走るだけの道道に思えてくるでしょう?でもそれは違いますよ。
     バーサーブリッジ。スキーが趣味の人はピンと来ると思います。

     この辺りでは毎年3月、「バーサーロペットジャパン」というクロスカントリーの大会が行われます。この橋はその大会のコースで、大会時はこの橋をスキーが走っていくようです。
     起点からずっと上り坂でした。ここから先、r937交点までは緩い緩い下り坂です。
     r219のこの辺りは交通量がかなり少ないです。競馬場付近まで来ると、車も走っているのですが。
     奥に見える建物はゴルフの練習場です・・・といっても、パークゴルフの練習場のようです。
     水田がだいぶ色づいてきました。
     遠くて見づらいですが、この先競馬場からの出口と交差します。競馬場の道路は一方通行なので入ることは出来ません。入口はもう少し先にあります。
     旭川競馬場は主にばんえい競馬とホッカイドウ競馬(平地競走)が行われていましたが、最近ばんえい競馬が撤退し、現在はホッカイドウ競馬のみの競馬場となっています。
     今年9月、北海道は2008年度を以て旭川競馬場でのホッカイドウ競馬から撤退する方針を固めました。旭川競馬場は開催する競馬が無くなってしまいます。
     要するに、再来年3月に消滅する可能性があるということです。私は競馬に興味は無いんですけれど、無くなるというのはどうかと・・・。r219の存在意義も薄れてしまいますし。
     この先はしばらく追い越し禁止です。
     ここで右折するとゴルフ場「フォレスト旭川カントリークラブ」に入ることが出来ます。
     右側は雑木林といった感じですが、左側は水田地帯です。
     左カーブ。
     ここでr937上雨紛台場線と交差。r937はここが起点です。

     レポートは、こちら
    〜「北の道標」交差点徹底?解説〜
     

     交差点名無し

     直進・(r937)富沢台場
     左折・(r219)旭川市街

     r937の起点交差点。r937がまだ砂利道だったり、r219がr90旭川環状線と接続していることなどから左折車両より直進する車両の方が多い。

     この日の景色はこんな感じ。稲刈りの最中、黄金色が美しかったです。
     ここで雨紛川を渡ります。追い越し禁止もここで終わりです。
     このカーブを曲がると、市街地が見えてきます。
     視界が開けてきました。
     ここで90°カーブです。カーブした先には、雨紛小中学校があります。美瑛川を渡ればすぐ市街地なのですが、学校は小規模です。
     右折すると旭川市の農業センター、花菜里ランドがあります。
     r90交差点

     ここでr219は終わり・・・ではありません。r90、R237と重複し、神楽で再び姿を現します。続きは次のレポートへ。
    〜「北の道標」交差点徹底?解説〜
     

     交差点名不明

     右折・環状1号線(r90)、富良野 旭川空港
     直進・記載無し
     左折・環状1号線、神居 R12、道央道方面

     「環状1号線」は都市計画道路の路線名。いわば通り名である。r219はここでr90と重複する。市街地に向かうには左折する方が近いし途中でr219と巡り会うのだが、重複区間は右折という設定になっている。


    感想
     r219は区間が2分されている上に起点の位置が市街地から遠く、更に市街地区間は自転車での撮影がしにくいということで敬遠していたのだが、今回r937とr579を取材し、この方面に出向くことはもうあるまい、として取材を決行した。
     ところで、ホッカイドウ競馬が撤退するとなると、旭川競馬場は開催する競馬が無くなってしまうはず。一体どうなってしまうのだろうか。

    関連するページ
    一般道道219号新開旭川線 第2部 [旭川市神居町雨紛〜旭川市神楽4条12丁目(R237交点)]
     r90交点の後、重複。美瑛川を渡って、R237と重複。

    主要道道90号旭川環状線
      旭川郊外を結ぶメインルート。

    一般道道579号新開西神楽停車場線
      旭川南部の奥へと向かう盲腸線道道。ところで起点はどこ?

    一般道道937号上雨紛台場線
      マップルの「悪路」表記は本当。しかし間もなく消えゆく砂利道。


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    最終更新日:07年11月30日