撮影日:
2020年2月1日 常磐道全線
2022年8月11日 常磐道三郷JCT→いわきJCT
(上記いずれもSpecial Thanks:かっしー様)
撮影日:
2020年2月1日 常磐道全線
2022年8月11日 常磐道三郷JCT→いわきJCT
(上記いずれもSpecial Thanks:かっしー様)
いわき勿来ICを通過し、いわき市内を走る。
[ 14 ] | いわき湯本 | 10km |
[ 15 ] | いわきJCT | 14km |
郡山 | 92km | |
仙台 | 174km |
距離標識。「いわき」と名のつく出入口が連続する。
方面表示に「郡山」と「仙台」が現れる。これまで「いわき市街」が最下段になっていただけに、この道が東北に続いていることをようやく思い出してきた。
ここに来てオービスが設置されている。常磐道は平時は非常にスピードの出やすい道だけに、気をつけて走りたい。
沿線は緑に囲まれる。ありふれた景色・・・。
山中を走っていると突然インターチェンジの建設予定地が現れる。ここがいわき小名浜IC(仮)の建設地である。
ここから小名浜地区の臨海部まで小名浜道路という自動車専用道路を建設中である。小名浜地区はいわき勿来といわき湯本の間にあり、どちらからのアクセスも微妙だったが、この道が開通するとようやくダイレクトアクセスできるようになる。
広域情報表示。関東地区内では渋滞表示ばかりだったが、ここまで来ると渋滞の心配はない。
緩やかなアップダウンが続く。
いわき湯本 石川 小名浜
[ 16 ]出口1km
いわき湯本ICまで1km。ICすぐ近くの湯本地区、その南に位置する小名浜地区の最寄りICである。接続国道の表示がないが、いわき湯本ICからR6は9kmほど離れている。
福島県の地理に詳しくない人は、「石川」ってどこだ・・・?と思うかもしれない。私はいわき市内の地域名だと思ったのだが、この標識で言う「石川」は、中通りにある石川町を指している。いわき湯本ICから、湯本市街と反対側に40km県道を走った先にある町だ。
湯ノ岳PA 3km
四倉PA 19km
休憩施設までの距離標識。次の湯ノ岳PAは磐越道分岐前の最後のエリアだが、無人のエリアである。
磐越道を選択する場合、湯ノ岳から約20km先に差塩(さいそ)PAが置かれているが、そこも無人。次の有人エリアは約48km先の阿武隈高原SAとなる。
いわき湯本 石川 小名浜
[ 16 ]出口500m
いわき湯本ICまで500m。ICのすぐそばにはハワイアンスパリゾートが立地する。
IC手前の情報表示。
いわき湯本 石川 小名浜
[ 16 ]出口
いわき湯本IC出口はまもなく。
いわき湯本温泉はこちらから。いわき市中心部にあたるJRいわき駅周辺は次のいわき中央ICが近い。
いわき湯本温泉はこちらから。
いわき湯本ICを通過する。
湯ノ岳PA 1km
磐越道分岐前の最後のPA、湯ノ岳PAが近づく。
有人エリアだと嬉しい場所だが残念ながら無人エリア。チェーン脱着所としての役割も兼ねており、冬期にここから内陸へ向かうドライバーは雪への備えをしておきたい。
湯ノ岳PA 放射線情報
東日本大震災の原発事故以降、常磐道にはところどころで放射線の線量表示が設置されている。関東から走ってきて最初に遭遇する線量計が湯ノ岳PAである。
こちらは気温計。8月中旬の午前中、外気温は32℃。
[16-1] | いわきJCT | 3km |
郡山 | 81km | |
仙台 | 163km |
距離標識。いわきから郡山は約80km。郡山から会津が近いためか、思っていたより遠く感じる。
福島県は東西に長い県なので郡山はいわきの真西にあるように思われる方もいらっしゃるかもしれないが、いわき市は福島県の南端に位置しており郡山はほぼ北西の方向にある。浜通りと中通りは確かにそんなに離れていないが、南北移動が合わさるので都市間距離は長いのだ。
放射線量表示。ここでは0.1~1.8マイクロシーベルト/時。
湯ノ岳PA
ハイウェイ情報ターミナルが設置されている。
PAの入口真横にいわきJCTの予告標識が置かれている。
無人パーキングエリアだが、80年代に開通したエリアということで色々凝っている。
まず、トイレの扉が重力式自動扉で、電動ではなく入ろうとする人の重さで開くタイプになっている。原理上、軽い人や子供は動きが鈍いので結局手で開けなきゃいけないことも多いんですけどね。
エリア内の観光案内図は茨城県北部+いわき市バージョン。
いわき市中心部を拡大して撮ってみた。いわきJCTから磐越道は北西に、常磐道は北東に走る。
「いわき〇〇」と言う名前のインターチェンジの多さが目につく。いわきJCTを除いたとしても常磐道に4箇所、磐越道に1箇所のインター名が「いわき」から始まる。これがインターチェンジ間隔の狭い最近の新直轄路線ではなく公団路線であるあたり、いわき市の広大さを実感させられる。
休憩施設脇にあるプレハブが「ハイウェイ情報ターミナル」となっている。中には通常の案内に加え、線量情報がモニタ表示されている。
この情報ターミナル、中は暑かったが綺麗だった。夏だと虫とか激しそうなんですけどね。
園地には日時計が設置されている。草地の中にあり、トイレとターミナルだけ見ていると見落とす場所にある。
この日時計は上下線両方のエリアに設置されている。三郷からいわきの距離が記されているのがわかる。右側の石と左側の石が組み合わさったおしゃれなデザインをしているが、日時計の機能とは無関係だ。
撮影時刻は朝の10時12分。日時計は午前10時ちょっと過ぎ。ちゃんと正しく機能している。
日時計の裏面を見ると、「三郷-いわき開通記念 昭和63年3月 日本道路公団」とある。設置から30年を過ぎた今、タイルの剥がれや痛みが散見されるが一応メンテはされている。今後も末永く時を教えて欲しいものだ。
撮影者を交代して湯ノ岳PAを後にする。
[16-1]いわきJCT 1.2km
[E49磐越道] 郡山 E4東北道方面
[E6常磐道] 仙台
いわきJCTの予告標識。磐越道側の表記は常磐道全通以前から変わっていない。
余談だが、いわき~福島は東北中央道経由と磐越道経由の2ルートがある。距離が短いのは磐越道経由でその差は15km。これも先程紹介したいわき~郡山の位置関係が効いている。
情報表示。常磐道と磐越道で別々になっていない。
常磐道と磐越道の選択について、いわき~仙台はもちろん常磐道が最短経路であり、常磐道のほうが有利になるのは概ね宮城県内にアクセスする場合となる。これが、山形へのアクセスとなるとジャンクションの位置関係の都合でまた話が変わってくるのだから奥深い。
[16-1]いわきJCT 600m
[E49磐越道] 郡山 E4東北道方面
[E6常磐道] 仙台
いわきJCT分岐が近づく。常磐道全通以前、本線側の案内は「南相馬 双葉」だった。
[E49磐越道] 郡山 E4東北道方面
[E6常磐道] 仙台
まもなくいわきJCT。磐越道に向かう車が普段より絶対多い。