Description

 撮影日:2016年6月5日
 前年に開通した寒川北-海老名JCT、桶川北本-白岡菖蒲を撮影するために決行。当時は海老名南JCTが建設中だった。

Report / Section.1

 [25] 茅ヶ崎JCT.
 左へ:[圏央道] 東名・中央道
        茅ヶ崎中央出口
 本線:[新湘南バイパス] 横浜

 新湘南バイパスを茅ヶ崎海岸ICから走り進める。圏央道を選ぶと茅ヶ崎中央の次は寒川北が出口となる。

 寒川町中心部へは寒川北よりもここ茅ヶ崎中央出口で降りるのが有利だが、そもそも茅ヶ崎海岸から1区間だけ乗る状況は限定的かもしれない。

 左車線へ入り、圏央道を目指す。

25茅ヶ崎JCT

 一番左から、圏央道、茅ヶ崎中央出口、そして本線はそのまま横浜方面へ向かう。各車線の案内が横に並ぶのいいですね。

 この区間(海老名JCTまで)の撮影は2016年で当時は高速ナンバリングが導入されていなかった(標識上の準備すら進んでいなかった)。ヒラギノだけどナンバリングはない、2010年代中盤特有の高速道路風景として楽しんでほしい。

24茅ケ崎中央

 右側から茅ヶ崎中央IC出口が分岐する。

 茅ヶ崎中央ICは藤沢方面出入口が茅ヶ崎JCTより藤沢寄りに設置され、茅ヶ崎海岸方面出入口は茅ヶ崎JCTのランプに合流するように設置されている。圏央道との出入りは全くできず、案内上も新湘南バイパスのインターチェンジとして扱われる。

茅ヶ崎JCT本線料金所

 ここで料金所を通過し、圏央道への入場記録(or通行券)をつける。

 新湘南バイパスでは茅ヶ崎本線料金所で藤沢~茅ヶ崎西間の料金を収受しているおり、対距離制の圏央道とは料金体系が異なっているため、ここに料金所が設けられている。将来的に釜利谷まで1本の高速道路として繋がれば、この料金体系も変更されるかもしれない。

 料金所をくぐり抜け、いざ本線へ。

 反対車線のランプウェイの向こうに初夏の青空が見えてきた。

 この日は直前まで雨で圏央道撮影中止も考えるほどであったが、茅ヶ崎で時間を潰したところ上手く天候回復に合わせて走行することに成功した、という幸運な日でもあった。

 藤沢方面からの車線と合流し、圏央道としての本線が始まる。

 茅ヶ崎から少し進んだところで寒川町に入る。

 この先急カーブ

 この辺りの標識は逆光対策が施されているようで、対抗車線の標識もなんとなく透けている。

 急カーブの予告どおり、相模川を手前に大きく右カーブする。

26 寒川南

 カーブし終えるあたりで寒川南ICを通過する。

 寒川南ICは八王子方面のみのハーフインターで、茅ヶ崎JCTから走行してきた場合はこのように入口からの合流のみである。

 ハイウェイラジオ聴取区間が始まる。

 2016年12月に八王子西ICがフル化されて以降、寒川南ICは2024年現在、圏央道で唯一のハーフICとなっている。

 寒川南IC通過後は高速道路としては若干急なカーブを繰り返す。

 圏央道は法的には一部区間を除いて一般国道の自動車専用道路という区分に該当する。東名や中央道などといった高速自動車国道とは異なっており、道路規格もこの場所では第1種第3級(設計速度80km/h)と高速自動車国道よりスペックがやや低いのである。

 [ 27 ] 寒川北 2km

 相模川左岸に出た辺りで、二重高架区間に入る。首都高ではお馴染みだが、圏央道でも何度か登場する。

 [27] 寒川北 出口 1km

 設置高の制約なのか、2km予告標識形式に近い形で1km予告標識が置かれている。

 寒川北
 [27] 出口 500m

 通常スタイルの500m手前予告標識。

 この区間の二重高架は首都高より広々とした印象を受ける。外回り車線で道路脇の木のてっぺんと同じ高さなので、上部の内回り車線は相当高いところを走っているかも?

 雨 走行注意

 撮影当時はまだ数の少なかったフルカラーの情報表示が置かれていた。

 [27] 寒川北 出口
 この先高速自動車国道

 外回り線初めての出口、寒川北ICが近づく。

 寒川北ICは神奈川r46に接続する。寒川町エリアへのアクセスはこちら。この先海老名南JCT~海老名JCT間は正式には高速自動車国道(第一東海自動車道)区間となるのだが・・・、それを本線上で予告する必要があるのだろうか?

27寒川北

 寒川北IC出口。最初の二重高架はインターチェンジ部分で終わりとなる。

 入口車線の合流。

 これから案内標識を設置しそうな柱と骨組み。2024年現在、ここには海老名南JCTの予告標識が置かれている。

 Googleストリートビューで2023年の写真を確認するに、海老名南JCTまで1.7kmの図形案内が置かれている。またこの標識と寒川北ICの間で東海道新幹線とクロスしている。圏央道の方が上を通っているため、少しわかりにくいかも?

 海老名JCTまで3kmの予告標識。

 Googleストリートビューで2023年の写真を確認すると、ここは海老名JCTまで1kmの図形案内に置き換えられている。しかし、新東名も新秦野で途切れていたり、海老名南以東が建設されていなかったりで2023年時点の標識でも、この標柱に対してフルの大きさではなく小さく使っている。

 立派な標柱。2023年時点では、ここには情報表示板がでっかく設置されている。

 ここで海老名市に入る。

 Googleストリートビューで2023年の写真を確認すると、ここは海老名南JCTまで500mの予告標識が置かれている。名古屋方面は海老名南から新東名経由で東名に合流するよう案内しているようだ。

 海老名南JCTの標柱。2023年時点では、分岐手前の予告標識が置かれている。

1 海老名南JCT

 新東名名古屋方面への分岐。撮影当時はランプが出来上がった状態だった。2024年現在、新秦野ICまで連続走行可能だが、その先は新御殿場ICまで建設中である。

 新東名海老名南JCT-厚木南ICが開通したのは、この写真の撮影から2年弱経った2018年1月のことである。また、画面奥に標識がある通り、ここから海老名JCTまでの間は高速自動車国道に該当する区間となる。

Link: 新東名高速道路 区間1
海老名南JCT → 伊勢原JCT

 画面奥で未完成のランプが本線とクロスする。

 新東名自体は海老名南JCTより西側しか開通していないが、ランプは一旦東側に逸れる。航空写真で見ると、新東名が更に東側にも延伸することを見越しつつ、相模川を上手く避ける構造になっていることがわかる。

 次にクロスするのは新東名の本線部。将来はこの上が新時代の東西大幹線道路となる・・・はず。

 海老名JCT. 1.2km

 海老名南JCT予定地を通過すると、海老名JCTはすぐそこ。

 [4-1] 海老名JCT. 1km
 左へ:[東名] 東京 名古屋
 本線:[圏央道] 八王子 中央道

 小田原厚木道路は左へ。

 新東名開通以降も、この標識の内容は海老名JCTの番号と、ナンバリング対応以外特に変更されていない模様。

うか圏央道は場所柄防音壁の設置箇所が多い。

 情報掲示板。当時は中央道集中工事に関するお知らせが掲示されていた。

 撮影当時は東名綾瀬SICが未供用だったため、海老名JCTの番号は[4-1]であった。2021年3月の綾瀬SIC供用以降は、[4-2]に改番されている。

 [4-1] 海老名JCT. 500m
 左へ:[東名] 東京 名古屋
 本線:[圏央道] 八王子 中央道

 騒音を考慮しているのか道路右側は時折防音壁に囲まれており、本線からの景色は空と標識と道路がほとんどになることも。

 [4-1] 海老名JCT.
 左へ:[東名] 東京 名古屋
 本線:[圏央道] 八王子 中央道

 2016年時点の圏央道最初の放射道路とのジャンクションは海老名JCT。東西の大動脈を担う東名高速と接続する。

 海老名JCTにおける圏央道→東名下りへのルートは少し変わった作りをしていて、一旦両ランプが合流して2車線の側道となった後、側道から厚木ICの出口もしくは入口ランプに合流する。つまり、東名本線への合流地点は厚木IC入口と同じ場所である。

4-1 海老名JCT

 分岐部分。ランプは50km/h制限になっており、一般的なランプウェイより線形がゆるやかに設計されている。海老名JCTを境に走行車両が少なからず入れ替わっていく。区間1はここまで。

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海老名JCT→圏央厚木