Description

 取材日:2018年4月22日
 阪神高速3号神戸線芦屋出口→名神→東名名古屋IC

 大学時代の同期氏と2人で行く高速修行の旅。メインディッシュ2つのうち、片方がこの名神トレースだったりする。

Report / Section.13
25-1 一宮JCT.

 岐阜県を縦断し、富山県砺波市へ至る東海北陸自動車道はこちらから。

 一宮JCTのランプ橋をくぐる。このJCTでは4つのランプのうち名神下り→東海北陸道のみが2車線で、あとは1車線である。

 [ 25 ]一宮3km
 [ 24 ]小牧11km
 名古屋市街19km

 距離標識。名古屋市街まで19kmは一宮ICから名古屋高速経由。東名名古屋ICとは別なので注意しよう。

 名古屋高速都心方面への情報表示板。

 2km先分岐
 左へ:[ 25 ]一宮出口 (22)名古屋
 左奥: 名古屋高速16号
 本線:[ 東 名 ]

 「名古屋高速は別料金」表示も設置されている。更に追加で設置された標識によると中部空港もこちらからとのこと。

 尾張一宮PA 3.5km
 [ 東名 ]守山PA 23km
 [中央道]内津峠PA 26km

 名神最後のPA、尾張一宮PAまで3.5km。

 その次のエリアは東名なら守山PAとなる。先程通過した安八SICと同日の2018年3月24日に守山スマートICが供用開始された。

 (22)[名古屋高速16] 一宮 名古屋
 [ 25 ] 出口1km

 一宮IC1km手前標識。名神大阪方面/東海北陸道から来た場合、名古屋市街へはここ一宮ICから名古屋高速を経由するのが最短となる。

 (22)[名古屋高速16] 一宮 名古屋
 [ 25 ] 出口500m
本線:[東名]静岡 [中央道]飯田

 一宮IC500m手前標識。本線側の案内標識も加わって情報量が増える。

 ここ一宮JCT-一宮IC間は名古屋市街を行き来する交通と東海北陸道を行き来する交通が通過する織り込み区間となっており渋滞が頻発する。撮影当時は巡航速度が落ちたものの渋滞というほど悪化することはなく一宮ICを通過しており、幸いにも時間ロスはほとんどなかった。

 そういった渋滞対策の1つなのか、500m手前標識直後から出口車線の分岐が始まる。やっぱり左に向かう車多いですよね。

 一宮ICは名古屋高速16号一宮線の清洲方面のみに接続しており、一宮東ランプ方面へは接続がない。一般道接続についてはR22名岐バイパスに接続しており、一宮市街へは国道を北上して向かうことになる。

 (22)[名古屋高速16] 一宮 名古屋
 [ 25 ] 出口500m
本線:[東名]静岡 [中央道]飯田

 一宮IC出口。名神から来た場合、名古屋市街へはこちらが最寄りインターとなる。

 なお名古屋高速は名二環を挟んで2つの均一区間を持つ料金体系を運用しており、一宮から名古屋都心部含む名二環内側への料金は平日昼間で770+360=1,130円となる。一方の名二環は30km以上の利用で510円という料金に設定されている。名二環の利用推進の意図もあるようだ。

25 一宮IC

 名古屋都心方面はこちらから。小牧ICと違い名古屋高速と一般道で料金所が異なっているため標示をきちんと確認しよう。

 余談だが一宮IC周辺の名神沿線は高速道路にありがちなホテル銀座となっている。2枚上の画像で写っている王宮風の建物も、1枚上の画像で建設中に見える2棟の高層ビル(ああ見えて完成済み)も、まさかのラブホテルである。

 尾張一宮PA 

 名神最後の休憩施設。大型91、小型84(兼用含む)という大きめの規模で、店舗はNEXCO系列のショッピングコーナーに加えてファミリーマート、はなまるうどん、吉野家、スターバックスコーヒーが立地している(スナックコーナーはない)。観光要素より利便性に特化した機能的な休憩施設といった様子である。

尾張一宮PA

 尾張一宮PA入口。周囲は平坦な田園地帯。

 上下線の位置がずれており地図上で探すと片側だけの施設じゃないかと誤解したこともあったがきちんと存在する。下り線の方がやや大規模だが、うどん屋と吉野家がスナックコーナーになっており施設構成が若干異なる。

 所要時間情報。小牧、小牧JCT、名古屋の3地点。随分控えめな方面標示では。

 [ 24 ]小牧6km
 [ 23 ]小牧JCT.13km
 静岡193km

 名神最後の距離案内。一番下は静岡。このラインナップだともう東名みたいなものである。それにしても一気に遠くなりましたね。

 一宮市〜岩倉市付近を走る。周囲は平坦な田園地帯が広がるが、住宅地への開発もいたるところで進んでいる印象。

 広域情報。秦野中井-厚木と大月-相模原で渋滞。首都圏の情報教えてくれるんすね・・・。

 名神最後のバスストップであった岩倉バスストップ跡を通過する。

 名古屋との位置関係から元々停車する路線は限られていたが、2008年に休止となり管理用施設と化している。

 バスストップのど真ん中に市境がある。側道側に岩倉市のカントリーサインが置かれている。

 岩倉市は人口5万弱の愛知県で一番面積の小さい市。東西に小牧市と一宮市、南に北名古屋市が隣接するこの自治体は名鉄犬山線が市域を縦貫し、名古屋へのベッドタウンとしての性格が強い。名神が通るのは市域のほぼ北端である。

 名鉄犬山線との立体交差。この付近に石仏駅という駅がある。名鉄名古屋駅までは30分程度。

 [ 24 ] 小牧 2km

 小牧ICの2km手前標識。一宮のときと同じように図形案内になっている。小牧ICにおいては料金所を通過してから名古屋高速か一般道かを選択する。料金所のレーンは関係ないものの犬山方面に向かうのであれば左側、名古屋方面へは右側という配置を意識しておくといい。

 名神上り線においては一宮を過ぎた&中央道へ向かう車は小牧から入ってくるということで一旦交通量が落ち着く区間となる。

 (41)[名古屋高速11] 小牧 犬山
 [ 24 ] 出口1km
 本線:[東名]静岡 [中央道]飯田

 小牧IC1km手前標識。中部空港は左。

 名神上り→名古屋への移動は一宮IC利用が想定されており、小牧ICは犬山方面へのアクセスを主として案内されている。小牧ICはR41に直接接続しており、高速道路空白域の小牧あるいはR41沿線の下呂方面に向かう際有利である。

 (41)[名古屋高速11] 小牧 犬山
 [ 24 ] 出口500m
 本線:[東名]静岡 [中央道]飯田

 小牧IC500m手前標識。標識の内容は変わらない。

 なお東名下りから名古屋へは名古屋ICが最も有利であるため小牧ICの出番があまりないのは一緒である。小牧ICを経由して名古屋方面と行き来するのは尾張一宮PAを使いたいという特殊な場合を除けば、中央道に向かう場合ぐらいである。

 (41)[名古屋高速11] 小牧 犬山
 [ 24 ] 出口500m
 本線:[東名]静岡 [中央道]飯田

 名神最後のIC、小牧ICの出口標識。西宮から続いた189kmの旅が間もなく終わりを告げる。東名下りを撮ったときは雨に降られたがこっちはトラックとかぶってしまった。

 接続する名古屋高速11号小牧線は、県営名古屋空港の最寄り道路である。これも出番は少ないが念の為。

24 小牧IC

 名古屋高速11号、一般道R41はこちらから。インターチェンジと言いつつ実質ジャンクションなところは一宮や名古屋と同じ。一宮と違い一度共通の料金所を潜るのだが、その料金所がデカい。東名高速レポートの際に撮影したのでそちらを参照してほしい。

名神高速道路起点

 「東名 ここから」

 小牧ICの中心部付近に、特徴的な形の路線名標識が立っている。これより先は東名に直結する。
 これにて名神高速道路、完走!!!

 下り線側には「名神 ここから」の標識が設置されているが、上下線で出入口の位置が違うため若干ずれている。

名神高速道路 目次    ◇ 高速道路レポート一覧    ◇ 蒼の街道トップページ
最終更新:2019年2月11日