尾幌市街にはホクレンスタンドが存在する。これとコンビニさえあれば、何とか食いつなぐことはできる北海道の最低インフラと言える。

　右側に酪農ふれあい館という公共施設。研修施設であるが、隣接して公共駐車場とトイレが有りそちらで一息つくという選択肢もある。

　国道44号に入り、道路規格はかなり良くなる。カーブに中央分離帯が置かれているようだ

　フェンスは無いが中央分離帯が置かれている。一般道の長距離運転が当たり前の道東で、対向車線からの圧が弱まるのは嬉しい。

　ゆずり車線　遅い車は左へ！！

　平坦な区間であるが、ゆずり車線が暫く続く。前に低速の大型車が居るときとか、ここで譲ってもらうとありがたい。

　根室　88km
　厚床　56km
　浜中　41km

　撮影当時、前に低速の大型車はいなかったが、後ろから高速の大型車が走行車線をすっ飛ばして抜かしていった。

　R44を走る白ナンバー車は総じてスピードが速い。取締があってもセーフと言われる80km/hギリギリで巡航していても、このように白ナンバー大型車に抜かれる始末である。

　ゆずり車線はまだまだ続く。

　ゆずり車線が終わる。どうやら先行に遅い車がいるらしく、先程颯爽と抜かしてきた大型車に追いついてしまった。

　ここでR44のキロポストは釧路から37kmとある。釧路根室間の道のりの1/4強で、このような道があと90km弱続く。釧路根室間は距離としてはすごく遠い訳では無いが、ずっとこんな景色なので大抵のドライバーにとってはものすごく長く感じる。

　追い越し禁止の規制が終わる。

　駐車帯。

　自動速度取締装置が置かれている。こんな道なので飛ばしたくなるドライバーが大勢いるが、速度にはご用心。

　R44では速度違反の取り締まりがよく行われているが、ドライバーもそれを承知か、取締ポイントの手前で対向車からパッシングで合図を送られてくることがある。北海道ではたまに見られる文化というが、ここ釧路ではよく教えてもらった気がする。

　オッポロマップという地名標識。オタクパウシ同様、漢字が当てられていない…！

　この地点はもともと大字太田村字オポロマプという字名がついていたが、2003年に「尾幌」に統一された。R44沿線のインパクトある地名は他に「ルークシュポール」があるが、これは現在も字名として残っている。

　根室　83km
　厚床　51km
　浜中　36km

　距離標識。尾幌交差点から6kmぐらい走ってきた。前方の大型車思いっきり追越しかけてますね・・・。

　門静跨線橋でJR根室本線を跨ぐ。

　門静地区に入る。漁港やJR駅のある集落だが、コンビニなどは無い。

　門静の地名は「モイスッ（入江の根もと）というアイヌ語に由来する。

　門静を通り抜けると少しだけ海に近い高台を通る。あっけし望洋台という駐車公園が左側に置かれている。

　根室　79km
　厚床　47km
　浜中　32km

　門静を過ぎると沿線に民家がちらほら見えるようになってきた。

　道の駅厚岸グルメパーク　2km先右折

　厚岸味覚ターミナル　コンキリエの名前で知られる厚岸の道の駅。年中旨い牡蠣が食べられる北海道内でも人気の高いグルメ型道の駅である。フリー素材の外国人ダンサーはさすがに国道上にはいない。

　300m先交差点
　左折：r14　標茶　中茶安別
　直進：R44　根室　厚床
　右折：r425　厚岸駅

　JR厚岸駅への入口分岐が近づく。地図で見るとこの先で分岐するr123からもアクセスできるように見えるが、実際は厚岸駅は海岸に近い低地にあり、r123は高台を通っているので歩道橋でしか連絡していない（停車できる場所がない）。駅へ向かう場合はr425を通るように。

　左折：r14　標茶　中茶安別
　直進：R44　根室　厚床
　右折：r425　厚岸駅

　r14/r425交点が近づく。左折するとr14厚岸標茶線を経由して標茶へ至る。途中、別海方面へ至るR272との交点が中茶安別である。

　厚岸から別海・中標津へ向かう場合、若干西回りになるがr14→R272と走るのが最短経路の1つである（直線的に走れないのは、途中に矢臼別演習場があるため）。もう1つの選択肢は、このままR44を東に走った後、浜中からr123をトレースするコースである。

道道14/425号交点

　r14/425との交差点。R44/r142はここを直進し、道の駅のある高台へ向かう。

　この交差点の南側、r425の付け根には森高牧場という牧場直営のスイーツショップがある。年中美味しいソフトクリームを食べられるお店なので、ドライブのお供に寄ってみるのもおすすめしたい。

　道の駅は1km先右折。

　300m先交差点
　直進：R44　根室　厚床
　右折：r123　火散布　厚岸市街

　R44重複区間との終わりが見えてくる。お分かりの通り、r142はこの先、別の主要地方道であるr123別海厚岸線と重複する。

国道44号交点/r123終点

　交差点の写真を撮れていなかったので、標識のみの紹介。この先の交差点で、r142は重複パートナーをR44からr123へ移す。